中国EV「NIO」、ドイツに初のユーザーセンターを開設

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【新華社ベルリン12月19日】中国の電気自動車(EV)メーカー、蔚来汽車(NIO)の「NIOハウス」が17日、ドイツの首都ベルリンで営業を開始した。同社にとってドイツ初、欧州で2カ所目のユーザーセンターとなる。

ベルリンNIOハウスは地元の有名なショッピング街のクーアフュルステンダム通りに位置している。ベルリンのランドマーク的な建造物、カイザー・ウィルヘルム記念教会にも近い。3階建てのセンターには新車が展示されているだけでなく、ヨガカリキュラム、芸術鑑賞など地元ユーザー向けイベントも開催される。

同社の張暉(ちょう・き)欧州副総裁は16日、ベルリンNIOハウスをメディアに公開した際、次のように説明した。蔚来は2015年ドイツに設計センターを設立し、グローバル展開を開始。22年10月からドイツのユーザーに対し、電池交換サービスを行うバッテリー交換ステーションの建設、NIOハウスの開設などを含む、同社製品の購入・利用に関する全プロセスの体験提供を始めている。

同社はさらにドイツのフランクフルト、デュッセルドルフ、ハンブルクなどにより多くのNIOハウスを開設し、スマートEVを起点とする地元ユーザー向けコミュニティーを築いていく計画だという。

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