中国高級EV「SERES(賽力斯)」、ファーウェイと協力強化 新エネ車100万台生産へ

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【新華社北京3月5日】中国自動車メーカーの賽力斯集団(SERES)はこのほど、広東省深圳市で、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と業務提携強化協定に調印した。ファーウェイ傘下の通信機器メーカー・華為終端が市場やユーザーニーズに対する洞察力を生かし新製品を定義し、賽力斯集団が既存モデルを進化させ製品の体験を高めるとともに未来志向の新しいプラットフォームを打ち出す。高度なスマート運転システムを搭載した新プラットフォーム初の旗艦モデルを年内に発表し、その後も新モデルの発表を続ける。賽力斯集団は2026年をめどに、ファーウェイと立ち上げた新エネルギー車(NEV)の生産・販売台数目標を100万台に到達させるとしている。

両社は21年に業務提携を開始、それぞれの強みを発揮し、高品質でスマートなモビリティーソリューションを共同で打ち出してきた。高級新エネ車ブランド「AITO(問界)」シリーズの発表では好評を博し、ユーザーにより効率的で便利なスマートモビリティー体験を提供、中国自動車産業の異業種融合の先駆者になった。「問界M5」「問界M7」「問界M5」の純電気自動車(BEV)モデルを相次いで発売、レンジエクステンダーEVとBEVの2技術路線を進めている。「問界」シリーズは製品力とブランド力を武器に、22年の販売台数が7万5千台を超え、成長ペースの最も速い新エネ車ブランドの一つになっている。

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