【新華社北京3月18日】ファーストリテイリングのグループ執行役員でユニクロ大中華圏市場最高マーケティング責任者（CMO）の呉品慧氏はこのほど、中国市場の潜在力に期待しており、今後は毎年80～100店のペースでの新規出店を維持すると同時に、より規模の小さい都市での市場開拓を進め、三・四線都市と呼ばれる中小の都市への進出を加速させると述べた。

呉氏は消費の回復について、今年の春節（旧正月）連休期間は客足と販売実績が大きく伸び、V字回復を実現したと指摘。ユニクロ店舗の販売は今年、祝日のたびに力強い回復を見せているとし、「経済回復や日常生活の回復に対する人々の期待は高く、ユニクロは少しでもその力になりたい」との考えを示した。

ユニクロはこのほど、上海や広東、浙江、湖南、湖北、四川など全国20地域での春夏新作の展示会ツアーをスタートし、オンラインとオフラインを結びつけ、春夏の新作100点以上と旗艦店の体験を全国へ広げることを目指している。

ユニクロ、中国展開に自信あり　柳井氏「中国での出店目標は3000店が最低ライン」

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