中国雑貨大手「名創優品(MINISO)」、AI投資で純利益約3倍に:1~3月
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中国雑貨チェーン大手の名創優品集団控股(メイソウ) は5月26日、2026年1~3月期決算を発表した。売上高は総額で前年同期比28.5%増の56億8800万元(約1400億円)で、「25%以上」という業績見通しを上回った。ブランド別では、主力「MINISO」の売上高が26.6%増の51億7300万元(約1200億円)、傘下のデザイナーズトイブランド 「TOP TOY」が51.4%増の5億1400万元(約120億円) だった。ただしTOP TOYの成長率は、過去数四半期の80%超からは明確に鈍化している。3月末時点で、世界の店舗数は合計8565店舗に達し、うちMINISOが8210店舗、TOP TOYが355店舗となっている。
利益面では、当期純利益が前年同期比199.7%増の12億4800万元(約300億円)と大幅増益となった。この急増の主因は人工知能(AI)企業「MiniMax(稀宇科技)」への投資による収益であり、同社上場後の株価上昇により、名創優品は約8億7500万元(約210億円)の公正価値の変動による利益を計上した。また持分法適用会社である中国スーパー大手「永輝超市」からの投資収益として7750万元(約18億円)を計上している。
ただし、これらの一時的要因を除いた調整後純利益は前年同期比8.1%増の6億3300万元(約150億円)にとどまる。売上高の伸びと比較すると利益成長は鈍く、本業の利益率は圧迫されている。
海外市場では、売上高は前年比21.9%増となったが、売上高の総額に占める割合は前年同期の39.0%から37.5%へとわずかに低下した。
*1元=約24円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)