テンセント支援の人型ロボット「UBTECH」、香港上場に向け目論見書を更新 

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テンセント支援の中国発人型ロボット「UBTECH」、香港上場に向け目論見書を更新 

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人型ロボットを開発する中国のスタートアップ「優必選科技(UBTECH Robotics)」が、新規株式公開(IPO)に向けた目論見書を更新した。引き続き香港証券取引所への上場を目指す。

UBTECHの売上高は、2020年が7億4000万元(約148億円)、21年が8億1700万元(約163億円)、22年が10億元(約200億円)と好調に推移している。しかし、大多数の人工知能(AI)企業と同様、研究開発費などがかさんでいるため、依然として黒字化の兆しは見られない。調整後の純損失は、20年が6億4200万元(約128億円)、21年が7億6100万元(約152億円)、22年が7億8200万元(約156億円)となっている。

23年1~4月の売上高は1億3200万元(26億円)、調整後の純損失は2億7300万元(約54億円)で前年同期の3億2800万元(約65億円)からやや縮小した。

UBTECHは12年3月に設立され、AIと人型ロボットの研究開発・製造・販売を手がけてきた。ロボットの販売台数は、22年9月30日時点で計50万台に上る。目論見書によると、22年には教育向けスマートロボットおよびソリューションの売上高で中国1位となり、市場シェアは22.5%を占めた。

IPO前の段階で、騰訊控股(テンセント)はUBTECHの株式の6.48%を保有しており、最大の機関投資家となっている。

中国発人型ロボット「UBTECH」、香港上場を申請 世界40カ国・地域でサービス提供

*23年9月2日のレート(1元=約20円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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