中国CATLとBYD、車載電池で絶好調 23年業績は最高益見込む

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中国CATLとBYD、車載電池で絶好調 23年業績は最高益見込む

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中国の新エネルギー産業のトップ2社、車載電池世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)と電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)が1月末、2023年の業績予想を発表した。

CATLの23年の純利益は前年比38.31~48.07%増の425億~455億元(約8800億~9400億円)で、過去最高益となる見通し。一方、車載電池でCATLを猛追するBYDの純利益は少なくとも前年比75%増の290億元(約6000億円)を突破する見込みだという。

韓国の調査会社SNEリサーチによると、23年1~11月の世界の車載電池市場(搭載量)で、CATLは233.4ギガワット時(GWh)でシェアを37.4%とし、首位に立った。BYDは98.3GWh、シェア15.7%で2位だった。

両社の市場シェアの差は前年同期とほぼ同じだが、搭載量の増加速度には大きな開きがある。CATLの搭載量は前年同期比で48.3%増、一方のBYDは60.4%増だった。CATLは引き続き、BYDの追い上げに直面することになるだろう。

23年1~9月の世界の車載電池搭載量、昨年通期に迫る 中国CATLが首位を維持

*2024年2月2日のレート(1元=約21円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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