床を走り、棚を登る——アリババ菜鳥、一台二役の倉庫ロボット「ZeeBot」を初披露
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中国電子商取引(EC)大手アリババグループの物流部門「菜鳥集団(Cainiao Group)」はこのほど、米国アトランタで開催された国際物流見本市「MODEX 2026」で、独自開発のラッククライミング式倉庫ロボット「ZeeBot」を発表した。5階建て相当の高さのラックを、わずか10秒で駆け上がる垂直移動能力を備える。
ZeeBotは柔軟な構造を備え、倉庫環境向けに設計された特殊ロボットだ。最大の革新点は、従来の自動化倉庫において、床面搬送(水平移動)と自動立体倉庫の垂直搬送が分断されていた作業モデルを打破した。ロボット1台で地上を高速移動できるだけでなく、そのまま棚を登って保管・取り出し作業を完結させることができる。
現在、この製品は広東省東莞市の越境物流倉庫で導入され、稼働を開始している。データによると、ZeeBotの平面移動速度は毎秒4mに達し、5階建て相当の高さの棚まで登るのにわずか10秒しかかからず、保管スペースの利用率は40%向上した。今後、欧米などの海外倉庫でも順次、ZeeBotを導入する予定だという。
(36Kr Japan編集部)