アリババ達摩院が5G研究のラボ「XG実験室」を設立、世界トップを狙う

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アリババグループの基礎科学・イノベーション技術研究機関「アリババ達摩院(Alibaba DAMO Academy)」が「XG実験室(XG Lab)」の設立を発表した。この実験室は次世代ネットワーク通信技術の促進を目的としており、現段階では主に第5世代移動通信システム5G)技術及びアプリケーションの共同研究開発に焦点を当てる。5G時代に適応するコーデック技術や通信プロトコルなど、同実験室がアリババの豊富なアプリエコシステムを拠り所にして取り組むこれらの研究は、超高解像度の映像配信、リモートオフィス、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、産業インターネット、スマート物流、自動運転など、様々なシーンでの利用を想定しているで。

XG実験室は達摩院に設立された15番目の実験室で、ほかにも「語音実験室(Speech Lab)」、「視覚実験室(Vision Lab)」、「智能計算実験室(Data Analytics and Intelligence Lab)」、「自動運転実験室(Autonomous Driving Lab)」、「量子計算実験室(Quantum Lab)」などがある。

達摩院は2017年に設立されてから2年余りの間に、国際的なトップクラスの技術コンテストで50回近く第1位を獲得している。

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