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中国の民間調査機関大手の「胡潤研究院(Hurun Research Institute)」は8月4日、「2020年グローバルユニコーン企業ランキング(2020胡潤全球独角獣榜)」を発表した。第1位に輝いたのは中国最大の電子決済サービス「アリペイ(支付宝)」を運営するアリババ系列の「アント・グループ(螞蟻集団)」で、評価額は1兆元(約15兆円)、第2位は人気ショート動画アプリ「TikTok」などを運営する「バイトダンス(字節跳動)」で、評価額は5600億元(約8兆5000億円)だった。グローバルユニコーン企業上位10社のうち6社が中国企業となっており、先の2社以外には、ライドシェア大手「滴滴出行(Didi Chuxing)」(第3位)、保険大手「中国平安保険(Ping An Insurance)」傘下のフィンテック企業「陸金所(Lufax)」(第4位)、ショート動画プラットフォーム「快手(Kuaishou、海外版は「Kwai」)」(第8位)、アリババ傘下の物流プラットフォーム「菜鳥網絡(Cainiao)」(第9位)がランクインしている。
一方、評価額の下落幅ランキングには、1位に360億ドル(約3兆8000億円)減となった米電子タバコ大手「JUUL Labs」が、2位に270億ドル(約2兆8500億円)減となった米シェアオフィス運営企業「WeWork」が入った。仮想通貨マイニング(採掘)マシンを手掛ける中国の「Bitmain(比特大陸)」が80億ドル(約8450億円)減で3位に、コーヒーチェーン「瑞幸咖啡(luckin coffee)」の創業者・陸正耀氏が創業した配車サービスの「神州優車(UCAR)」が30億ドル(約3170億円)減で4位にランクインした。
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