巨大な"廃棄物リサイクル”市場をアップグレードするには?
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あなたは日頃、パック、瓶、缶、段ボールなどをどのように処理しているだろうか? 恐らく、ほとんどをゴミとして捨ててしまうだろう。 それらのデータを見ると、驚くかもしれない。
中国では、約1,200万人がこれらの “再生可能資源”に頼って生計を立てているのである。業界内で、最も伝統的で「効率の良い」方法は、分業と協業だ。 2017年、中国における廃棄物リサイクルの総額は7515億元で、2016年に比べて28.7%増加したのである。
今日、私たちが紹介する「换钱」とは、この分野のサプライチェーンの上流にあたる、都市再生可能資源回収システムの運営業者だ。
現在、再生可能資源回収の産業チェーン上で、主要となるいくつかのステップがある。
;くず屋は、簡単なごみの分類を行い、回収業者に渡す
;トラックで都市の至る所にあるゴミ処理場などに運ばれ、細かい分別、圧縮、粉砕が行われる
;その後、長距離トラックでリサイクル施設に輸送れるのだ。業界が直面している問題は、都市の拡大に伴ってごみ処理場が都市の郊外に何度も移動し、廃棄物の輸送コストが増加していることだ。
創業者兼CEOの馬寧氏は、「换钱」はヨーロッパの圧縮技術の導入と日本の小規模浄化工場のコンセプトを通じ、輸送コストを削減する為に、サプライチェーンの上流で圧縮する過程を設けると説明した。
過去、サプライチェーンの上流には、基本的にトラックが二つのステップで使用されている。都市部でいくつかのごみ処理場を回り、いっぱいになると大型圧縮機がある郊外に輸送する。チェンジマネーは、都市内に開設した小型の回収場で、国内にはない小型機器を導入し、廃棄物を圧縮後、輸送する方法をとったのだ。トラックの総載量を数百キロから数トンに増加させることで、輸送効率は10数倍以上に増加することができたのだ。
第二に、自動化装置と標準化された操作は、人の作業効率を改善したのである。小規模回収場は、古紙、プラスチック、缶、油ボトルなどの廃棄物処理区域を分別し、機械で圧縮して梱包する。これは、手動選別よりも数倍効率的だ。
最初の回収場は、北京南西部の第2環状道路の近くにあり、240平方メートルの広さを有し、前段階の小型BとCの全種類回収サービスを提供している。 缶、紙、銅、アルミニウム、鉄など、一日平均約2万元の価値がある廃棄物が回収されているのだ。 3月に稼働して以来、8,400人以上が利用し、215トンの廃棄物が回収されている。毎月約60万元で、総利益は20%だ。
回収場の拡張を支援するために、换钱は、北京の郊外に約7,000平方メートルの大型輸送施設を設置し、積み込みと運送のためのサプライチェーンサービスを提供し、総利益の約7%を取得したのだ。
モデル・イノベーションの観点からは、换钱はサプライ・チェーンの途中に輸送のステップを追加し、圧縮装置を使用することで輸送コストを削減でき、より効率的に利益を得ることができるのだ。サプライチェーンの後半は、大型輸送に頼り、都市の境界線をなくすことができるのである。

その他、二種類の新興企業と比べてみましょう。
小黄狗や虎哥回収(中国の会社名)などは、サプライチェーンの上流で自動化リサイクル装置やサービスステーションを設けるサービスを提供する事で、ユーザーが分類した状態で廃棄物を持ってくる習慣を確立するよう導いている。
笨哥哥、闲豆、千鸟回收(中国の会社名)はサプライチェーン下流から紙類のみを回収し、システム化によって作業効率を向上させ、連結取引で価格設定をする。どちらのタイプの新興企業も、複数回の高額資金調達を成功させているのだ。
現在、换钱の焦点は、依然として回収場の運用最適化で、モデルチェンジによる作業効率向上で成果が見られたが、標準化されたデータベースの管理システムがまだ確立されていないのが現状である。馬寧氏によると、次は、標準化、システム反復、コア生産技術の研究開発に焦点を当て、今年はフランチャイズ事業を開始する予定だ。

現在、プロジェクト管理チームは起業家7人がいる。2015年に「换钱」の設立、O2Oの方式通し、ごみ回収の作業員を統合し、回収サービスの提供を開始した。その後、北部の都市でプラスチック梱包工場の設立。 2016年に資金がなくなり、倒産してしまったのだ。だが、チームは国内外の先進的なリサイクル理念を研究し、2017年9月にプロジェクトを再開したのである。
プロジェクト再開後、すぐに智明星通(中国の会社名)CEOの 唐彬森から400万元の投資があり、新たな資金を調達出来た。