無人販売設置の難題を運営面から解決、「巨米智能」がシリーズAで数千万元調達完了

36Krの得た情報によると、スマートリテールソリューションのプロバイダー「巨米智能」が最近シリーズAで数千万元(数億円)の調達を完了、今回の投資は永州雲谷情報管理有限会社がリードインベスター。

巨米智能は2011年設立、スマートリテールターミナルのカスタマイズ開発・オンライン代理オペレーションサービスを提供している。提供している端末には、自動販売機、自動飲料機、および「スマート無人ストア」と呼ばれる大型無人販売機が含まれる。

創業者の朱振㴞が36Krに紹介したのは、巨米智能はこれまで主に機器のカスタム開発及び製造を行なってきた。しかし新しいチャンネルとして無人機器を使いたい数多くのブランドや運営業者が、仕入れ先選定、物流、商品購入においてアドバンテージを持っているものの、インターネット環境での大規模なオペレート経験がないため、多くの「無人販売」がうまくいっていないことに気づいた。これに基づき、巨米智能は「オンライン代理オペレート」サービスを開始した。

ここで言う、「代理オペレート」とは補助的運営と理解でき、巨米智能はソフトウェアとハードウェア機器の開発・生産製造だけでなく、補充、倉庫、物流、メンテナンス、ユーザーデータ発掘、広告営業、アプリ管理等標準化されたソリューションを含む管理システムの設計も行なえる。

朱振㴞は36Krに対して、巨米智能はこれから主に代理オペレーティングモデルを進めて行くと述べた。オフライン営業は顧客によって完了され、巨米智能はオンライン運営を担当し、同時に最終的な製品の販売数に責任を負い、売上からロイヤルティーを徴収する。

現在、巨米智能の顧客は主に消耗品ブランドとニューリテール業者である。以前発売した飲料機の累積市場保有量は約3万台余り、そのうちスマート飲料機約3,000台が主に飲食業・ホテルなどのチャンネル・輸出入貿易などで稼働、使用されていた。さらに、大画面の対話型販売機を発売し、上海地下鉄14路線、合計360の駅に展開、地下鉄駅の販売機は約600台余り、さらに周辺のビジネス街やオフィスビルを加えると合計1,000台近く設置されている。

無人商品棚の後、人工知能技術を利用したスマート商品ケースと無人コンビニエンスストアが資本の新たな寵児となり、「手に取り即持ち出せる」ソリューションがこれからの方向性だと考えられている。現在3つの主要路線、RFID・重力・コンピュータビジョン技術があり、以前この分野多くのスタートアップ企業を紹介した。

しかし巨米智能が採用したのはやはり自動販売機のソリューションで、これに対し朱振㴞は現在の技術の普及は急速で、技術的な観点だけから見ると、誰もがハードウェアとソフトウェアの組み合わせによる「双方向オープン」商品ケースを作ることはできるが、コストが高すぎるか実際の操作に多くの困難があるかで、現在の着地点は十分に成熟していないと考えている。

したがって、巨米智能はコンテナの設置効果と運営環境にさらに注意を払っている。「スマート無人ストア」を例にすると、巨米智能が作らなければならないのは単一の機械ではなく、完全な「コンビニエンスストア」である。面積 2平方メートル、常温と冷蔵の両方に対応、自動昇降プラットフォームでの輸送受取、各種商品に対応、400-500 SKUを収納。細部を見ると、巨米智能は無人ストアに絆創膏や生理用ナプキン等多くの無人商品ケースにはないような商品を入れることができ、高頻度と低頻度両方のニーズを同時に満たすことができる。

朱振㴞は、伝統的な製造業者は実のところ新しいチャンネルを歓迎しており、まだ満たされていない大きな需要があるが、商品ケース運営業者は製品の位置付けと操作をはっきりさせなければならないと述べた。また、異なる垂直領域(業種)で、大きなチャンスがある。例えば、映画館のチャンネル、スポーツジムのチャンネルや地域コミュニティのチャンネルである。結局のところ、消費者の顧客ニーズを満たさなければならないので、きめ細かな運営をしてこそ最後まで走ることができる。

この投資者の永州雲谷は市に所属する国有会社、永州市開発投資有限会社の完全子会社で、市政府から権限を受けて市政府を代表し、クラウドサービス運営管理業務を展開している。

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