中国ファッションレンタルサイト「衣二三」にアリババが出資
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会員制ファッションレンタルサイト「衣二三」はこのほど、アリババグループから資金調達を受けた。金額は明らかにされていない。昨年のCラウンドでも、アリババは出資している。衣二三は調達した資金を、スタッフの拡充やコーディネート推薦のアルゴリズム改良、倉庫・クリーニング一体型の運営センターの建設に充てる。

衣二三は2015年12月設立、全国で女性向けのファッションレンタル・配送サービスを展開している。ユーザーは毎月499元(約8100円)を払うと、1回あたり3着のレンタルを、回数上限なしで利用できる。気に入った衣服は購入できるほか、買い取り価格は衣料のレンタル回数に応じて変動する。現在、サイトの収入の75%は会費、25%は衣類販売となっている。
衣二三はブランドとの提携も進めている。以前はレンタル品のうち7割が買い取りレンタルだったが、今は買い取りレンタルとブランド提携が3:7となっている。提携するブランドは、レンタルやユーザーの購入で生じた利益を衣二三と案分する。同社は今後、ブランドとマーケティングや販売で協力したり、新ブランドの創出も計画する。

衣二三の会員は前年同期比10倍増え、ユーザーは平均1日に2、3回アプリを開き、毎回5分ほどサイトを見ている。また、平均すると週に1回衣類をレンタルしているという。
衣二三の事業の成長に加え、今回の資金調達ではアリババの出資が注目を集めた。関係者は、「今後、衣二三は中古売買サイト、ECサイト、モバイル決済、信用評価システムなどアリババのエコシステムの一部となり、それぞれのプラットフォームで利用できるようになるだろう」と述べた。
(翻訳・浦上早苗)