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越境ECを利用する販売業者向けの無料ERP(統合基幹業務システム)プラットフォーム「店小秘(Dianxiaomi)」が、シリーズB+で1億3500万元(約23億円)を調達した。リード・インベスターは「高榕資本(Gaorong Capital)」、コ・インベスターは既存株主の「GGVキャピタル(紀源資本)」など。同社はこの5カ月以内に2回資金調達を行っており、調達額は合計2億8500万元(約48億円)を超える。
2014年に設立された店小秘は、越境ECに出品する販売者の中でも特に中小規模の事業者向けにERPを提供し、販売業者の作業効率アップを支援する。ECサイトへの商品出品、注文処理、在庫管理、顧客管理といった基本機能だけでなく、自動在庫補充、スマートカスタマーサービス、受注管理、送料の計算、荷物の追跡など付加的な機能も提供する。
2021年5月時点で、店小秘は世界37のトップ級ECプラットフォーム、800社以上の優良物流企業、および50社以上の海外倉庫と技術面で連携しており、年間の受注処理金額は1800億元(約3兆円)超となっている。
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