レノボ、21年7~9月期の純利益65%増 サービス主導型で変革推進

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【新華社北京11月9日】中国のパソコン大手、聯想集団(レノボ・グループ)がこのほど発表した2021年7~9月期決算は、売上高が前年同期比23%増の1156億元(1元=約18円)、純利益が65%増の33億元だった。

主力3事業がそろって好調だった。事業別では、インテリジェント・デバイス(IDG)の売上高が21%増の992億元、営業利益が34%増の75億4千万元、ソリューション・サービス(SSG)の売上高が30%増の88億2千万元、営業利益が32%増の18億元。インフラストラクチャー・ソリューション(ISG)は売上高が34%増の127億元、営業利益は赤字額が縮小し、黒字化が見えてきた。

営業キャッシュフローは100億元を超え、前年同期の2倍に増加。研究開発費が57%増と大きく伸びた。

同社の楊元慶董事長兼最高経営責任者(CEO)は「スマートIoT(モノのインターネット)、スマートインフラストラクチャー、スマートバーティカルの『3S戦略』を強化したことで、7~9月期は四半期ベースで過去最高を更新した。3年以内に売上高に対する純利益の割合を倍増させる計画も順調に進んでいる」と述べ、今後については、研究開発費を3年で2倍に増やし、サービス主導型のインテリジェント変革を推進していく方針を示した。

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