2026年「フォーチュン500」:アマゾンが初の首位 中国テック勢躍進、テンセントは初のトップ100
米経済誌フォーチュンはこのほど、2026年版の世界企業番付「フォーチュングローバル500」を発表した。中国からは122社がランクインし、新興産業や経済・社会発展を大きく支える重要なコア技術を手がける企業の順位が引き続き上昇した。
ランキングは25年の売上高に基づき作成された。500社の売上高は合計で約43兆1000億ドル(約6800兆円)と前年から約3.2%増え、世界の国内総生産(GDP)の3分の1以上に相当した。
ランキング入りの最低条件(最低売上高)は322億ドル(約5兆900億円)から332億ドル(5兆2500億円)に上昇した。純利益の合計は14.0%増の約3兆4000億ドル(約540兆円)となったほか、総資産と純資産はいずれも史上最多を記録した。
1位は米通販大手アマゾン(売上高は7169億ドル、約110兆円)で、12年続けて首位の座を守った米小売大手ウォルマートの連続記録に終止符を打った。2位はウォルマート、3位は中国送電大手の国家電網だった。
ハイテクが世界的大企業の成長をけん引する核心的な原動力となっている。ランクインした企業のうち、ハイテク企業は38社を占め、平均売上高は8.0%増の1044億ドル(約16兆5000億円)、平均利益は21.0%増の219億8000万ドル(約3兆4800億円)だった。アップル、アルファベット、マイクロソフト、エヌビディア、メタ・プラットフォームズら米巨大テック企業5社の合計純利益は5265億ドル(約80兆億円)に上り、スマートテクノロジー産業の強大な収益力を示した。
ランクインした中国企業の合計売上高は約10兆4000億ドル(約1640兆円)、平均売上高は856億ドル(約13兆5000億円)だった。中国のインターネット大手各社は順位が上昇し、うち電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム)は順位を3つ上げて世界41位と、中国本土の民間企業の中で最高となった。同業のアリババは7つ上げて56位、IT大手の騰訊控股(テンセント)は19上げて97位となり、初めて上位100位に入った。EC大手の拼多多(ピンドゥオドゥオ)は11上げて255位、生活関連サービス大手の美団は16上げて311位となった。 【新華社北京】