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世界最大のeスポーツ運営会社「英雄体育(VSPN Group)」が、香港証券取引所に上場申請書(Form A1)を提出した。共同スポンサーは、BofA証券、中金公司(CICC)およびクレディ・スイスが務めた。目論見書によると、既存株主のテンセント(騰訊)の出資比率は13.54%となっている。
VSPNは、「王者栄耀(Honor of Kings)」、「PUBG Mobile(和平精英)」など有名ゲーム29タイトルの公式大会やプロ大会の運営に携わり、大会の運営や事業化に加え、コミュニティの運営なども含めたワンストップ型の統合サービスを提供している。
同社は2021年9月末時点で、東南アジア、北南米、欧州の10以上の国と地域への進出を果たし、中国や韓国、東南アジアなどの市場ではリーディングポジションを獲得している。米コンサルティング会社のフロスト&サリバンのリポートによると、VSPNはアジアおよび中国におけるeスポーツ事業の運営と事業化による収益で、いずれも業界第1位となっている。
2016年に設立された同社は、テンセントのほか「快手科技(Kuaishou Technology)」やモルガン・スタンレー・プライベートエクイティ・アジアなどから資金を調達している。
(36Kr Japan編集部)
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