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中国版Netflixと呼ばれる長尺動画中心の「愛奇芸(iQiyi)」と、中国ネット大手の字節跳動(バイトダンス)傘下でショート動画中心の「抖音(Douyin)」などを運営する「抖音集団(Douyin Group)」が7月19日、提携を発表した。
愛奇芸は、同社が配信権と再編集権を持つ動画を基にした二次創作動画を、抖音集団が運営するプラットフォームで発表することを許可した。両社は動画のリミックスや切り抜きなどについて具体的なルールを定め、知的財産権の規範的な利用を推進する。
将来的には、抖音だけでなく動画共有サイト「西瓜視頻(Xigua Video)」やニュースアプリ「今日頭条(Toutiao)」などでも二次創作動画を発表できるようになるという。
抖音集団は、ユーザーが著作権侵害の有無を気にすることなく十分に創造力を発揮できるよう、動画や音楽の著作権者との提携を進めている。愛奇芸との提携はその一環となる。
一方の愛奇芸は業績向上を目指し、新たなビジネスモデルを模索している。膨大なアクセス数を誇る抖音集団のプラットフォームで愛奇芸のコンテンツが紹介されれば、新たな成長のチャンスにつながる可能性がある。
(36Kr Japan編集部)
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