吉利汽車とフォード、スペインでEV合弁 欧州工場を共同活用へ

中国の自動車メーカー吉利汽車控股と米フォードはこのほど、スペイン・バレンシアに合弁会社を設立し、生産能力を共有して欧州市場向けの新エネルギー車(NEV)を生産することで合意に達した。

合弁会社は監督部門の認可を得た後、2027年前半に正式に稼働を開始する予定。吉利汽車控股は合弁会社のバレンシア工場で新エネ車を2モデル生産し、28年に一つ目のモデルをラインオフさせる。フォードは「フォード」ブランド車3モデルを生産するとしている。

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フォードのバレンシア工場の年間生産能力は約50万台で、欧州の重要な自動車製造拠点の一つとなっている。合弁会社発足後、同工場は双方が共有する先進製造センターとなり、稼働率と製品開発の効率性の向上、製造コストの削減を後押しする。地元により多くのハイテク関連雇用も創出し、バレンシアの自動車産業の持続可能な発展を促すとみられる。

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統計によると、吉利汽車控股の26年1~6月の海外販売台数は前年同期比2.6倍の47万4000台だった。今回のフォードとの協力により、同社の欧州での生産能力と市場競争力はさらに高まる見通し。

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吉利汽車集団の南聖良副総裁は今回の協力について、同社のグローバル化にとって重要な一里塚となる出来事であり、欧州での現地化の布陣がさらに強固になると説明した。

フォード欧州部門トップのジム・バウムビック氏は、双方がより柔軟で効率的、コスト競争力のある製造体制を構築し、フォードブランドの特色と新エネの競争力を兼ね備えた新世代の製品を発売するとの見通しを示した。 【新華社スペイン・バレンシア】

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