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米電気自動車(EV)大手テスラが米国証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書(Form 10-Q)によると、2022年4〜6月期は中国での売上高が37億8700万ドル(約5110億円)だった。前年同期比では32.45%の増収だが、前期比では18.6%減となった。上海工場が2019年に生産を開始して以降、初めて前期比で減収となった。
一方、最大の収益源である米国市場での売上高は、22年1〜3月期が87億3400万ドル(約1兆1790億円)、4〜6月期が96億1400万ドル(約1兆2980億円)だった。
4〜6月期の販売台数は、前年同期の20万1300台から26.56%増となる約25万4700台だったが、前期の約31万台からは17.85%減少した。中国での販売台数は8万9300台だった。
今年上半期に同社の上海工場は、新型コロナウイルス感染症対策により生産を停止した。4月19日から生産を一部再開したが、稼働率が100%に戻ったのは6月上旬だった。
同社はこのほど、9億3600万ドル(約1260億円)相当のビットコインを売却し、上海工場のための手元資金を増強した。
(36Kr Japan編集部)
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