中国電気自動車（EV）最大手のBYD（比亜迪）は、ミドルサイズe-SUV「ATTO 3」（中国名「元PLUS」）を英国で販売開始すると発表した。BYDの英国市場参入第1弾となる同車の販売開始価格は3万6490ポンド（約590万円）。3月中旬にはバーミンガムやマンチェスターなどに最初の4店舗をオープンする。同社は2013年に英国に進出し、EVバス分野で目覚ましい業績を収めている。

BYDは新エネルギー車（NEV）の世界的な牽引役として、EVと、独自のハイブリッド技術「DM-i」を搭載したプラグインハイブリッド車（PHEV）とを同時展開する「2本足」戦略により、中国国内のNEV販売で首位を維持している。

同社はこれまでに、世界で350万台以上のNEVを販売してきた。23年1月31日には日本市場への参入第1弾となる「ATTO 3」の発売を開始した。

中国BYD、日本参入第一弾のEV「ATTO 3」発売へ　横浜に1号店

＊2023年3月11日のレート（1ポンド＝約162円）で計算しています。

（36Kr Japan編集部）