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中国の車載電池メーカーは現在、国内の新エネルギー自動車(NEV)市場の競争が激化している現状を受け、生産拠点の海外展開を加速させている。 中でも、新エネルギーへの転換に積極的な欧州市場は、多くの企業の進出先に選ばれている。
ブルームバーグは4月13日、中国の中堅車載電池メーカー「蜂巣能源科技(SVOLT Energy Technology)」が欧州での生産能力を拡大するため、工場2カ所を新設し、欧州工場を計5カ所とする計画だと報じた。蜂巣能源の欧州責任者・Kai-Uwe Wollenhaupt氏は、2030年末までに欧州で少なくとも50GWhの生産能力確保を目指す方針を示している。同社は現在、欧州の自動車メーカー数社と車載電池の供給契約に関して協議を進めているという。
蜂巣能源は2018年、自動車大手の長城汽車(Great Wall Motor)の駆動用バッテリー部門から独立する形で設立された。設立時には、長城汽車が10億元(約190億円)を出資している。
中国汽車動力電池産業創新聯連盟(CABIA)が発表した22年の中国駆動用バッテリー企業の年間搭載量ランキングでは、蜂巣能源は6.1GWhで7位だった。
*2023年4月19日のレート(1元=約19.4円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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