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中国電子商取引(EC)大手「拼多多(Pinduoduo)」傘下の格安越境EC「Temu(ティームー)」が、アジア市場での勢力範囲を急速に広げている。7月に日本向けサイトの運用を始めたばかりだが、このほど韓国向けサイトのサービスを開始した。
ティームーは2022年9月に米国で越境ECサービスを開始し、瞬く間に欧州、北米、オセアニアおよびアジア市場に進出し、20カ国・地域以上に向けてサービスを提供している。
韓国でも地元の物流企業と提携し、消費者に「ラストワンマイル」の物流サービスを提供する。すでに、物流企業の韓進(Hanjin)やCJロジスティクス、ePOST Korea、Kyoungdong Expressの4社と提携しているという。
韓国は18年、中国、米国、英国、日本に次いで世界5位のEC市場となった。アリババグループ傘下の越境EC「アリエクスプレス(AliExpress、全球速売通)」も、韓国EC市場を主なターゲットとしてきた。韓国メディアによると、韓国ではアリエクの1日当たりの利用時間が、すでに地元韓国のEC大手「coupang(クーパン)」を超えたという。
(36Kr Japan編集部)
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