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アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国の政府系ファンド、ムバダラ・インベストメントがこのほど、中国・北京オフィスの開業式を開催した。米ニューヨーク、米サンフランシスコ、英ロンドン、 露モスクワ、 ブラジル・リオデジャネイロに続き、6番目の海外オフィス開設となる。同社の運用資産は2760億ドル(約40兆円)に上る。
ムバダラは2015年、中国国家開発銀行および中国国家外貨管理局と共同で100億ドル(約1兆4700億円)を出資し、中国市場への投資を目的とする「中国・UAE共同投資基金」を設立した。
同基金はこれまでに、フードデリバリー大手の美団点評(Meituan Dianping)やEC大手の京東集団(JDドットコム)傘下の京東実業、ファッションECのSHEIN、ショート動画の快手科技(Kuaishou Technology)、人材サービスのBOSS直聘(BOSS Zhipin)、EV大手の小鵬汽車(Xpeng Motors)などの有名企業に出資してきた。
ムバダラの北京オフィス開設で、UAEは中国への投資をより重要な位置に押し上げ、直接投資をさらに加速するだろう。
*2023年9月19日のレート(1ドル=約147円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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