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中国IT大手の百度(バイドゥ)で自動運転技術部の総経理を務める徐宝強氏は5月15日、米テスラと自動運転タクシー(ロボタクシー)分野で提携するかについて、テスラの具体的な活用モデルや中国市場参入のテンポを見ながらその可能性を検討する考えを示した。中国の経済紙「上海証券報」が報じた。
イーロン・マスクCEOは4月5日、 自身の「X(旧ツイッター)」で「ロボタクシーを8月8日に公開する」と投稿した。ある関係者は同月29日、バイドゥ傘下の地図サービス「百度地図(Baidu Map)」が、テスラの自動運転システム「フルセルフドライビング(FSD)」向けに高精細な地図情報を提供するとの見方を示した。
バイドゥは世界有数の自動運転企業で、傘下のロボタクシー配車サービス「蘿蔔快跑(Apollo Go)」はすでに、北京市、上海市、広東省広州市・深圳市などで営業を開始している。5月15日に開かれたイベント「Apollo Day」では、同社のロボタクシーの走行距離が累計1億キロメートルを超え、利用回数は600万回以上となったが、事故発生率は人間の運転手のわずか14分の1だったと発表された。
(36Kr Japan編集部)
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