人型ロボットの開発を後押し、触覚センサー「Xense」がエンジェルラウンドで数億円超を調達

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マルチモーダル触覚センサーを開発する「千覚機器人(Xense Robotics)」がこのほど、エンジェルラウンドで数千万元(数億円超)を調達した。 出資者は高瓴創投(GL Ventures)、Plug and Play China、上海交通大学教育発展基金会傘下の菡源資産など。資金は製品開発、事業拡大、人材採用などに充てられる。

千覚機器人は2024年5月に設立され、本社を上海に置く。自社開発した触覚センサーは、3次元力覚や運動覚、滑り覚などを含む高感度かつマルチモーダルな触覚センシング情報の提供が可能。次世代の人型ロボットが周囲の環境を自律的に感知し、より精密な作業ができるようサポートする。同社は触覚センサーのほか、触覚センシング・制御のスマート化モジュールなども手がけている。

産業ロボットやサービスロボット、医療ロボットなどの分野が急成長するのに伴い、今後は触覚センサーの市場規模も急拡大すると見込まれる。

人型ロボットは人間を工場の単純労働から解放するか。メーカーは今も否定的

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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