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調査会社TrendForceによると、2024年7〜9月期の世界の新エネルギー車(NEV)販売台数は前年同期比19.3%の412万3000台だった。24年通年の世界のNEV販売台数は、前年比24.8%増の1626万台となる見込みだという。NEVには、純電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCEV)が含まれる。
7〜9月期のBEV販売台数は、前年同期比3.9%増の250万9000台。メーカー別の市場シェアは、テスラが18.5%で首位、BYDは17.5%で2位だった。BYDの販売台数に占めるBEVの割合は初めて40%を下回った。以下、3位に上汽通用五菱(SGMV)、4位にフォルクスワーゲン(VW)、5位に広汽埃安新能源汽車(AION)が入った。零跑汽車(Leapmotor)は、コストパフォーマンスの高さを売りに若年層に照準を合わせて頭角を現し、7位に浮上した。
PHEVの販売台数は55.3%増の161万2000台と大きく伸び、地域別では中国が8割を占めた。メーカー別の市場シェアは、BYDが40.1%と他を大きく引き離して首位に立った。2位は理想汽車(Li Auto)で9.5%、3位はAITO(中国では「傲図」)で6.3%だった。4〜10位はいずれも2%台で拮抗している。シェア2.5%で7位に入った奇瑞汽車(Chery Automobile)は近年、NEVシフトを進めており、とくにPHEVに重点を置いている。
(36Kr Japan編集部)
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