中国協働ロボット「FAIRINO」、160億円を調達 欧州出荷が急拡大

中国の協働ロボットメーカー「法奥機器人(FAIRINO;フェアリノ)」が、シリーズCで約1億ドル(約160億円)を調達した。出資は国寿双碳基金が主導し、博原資本、順為資本、源碼資本などが参加した。

調査会社の高工産業研究院(GGII)によると、フェアリノは2025年に中国国内の協働ロボット販売台数と海外出荷台数の両部門で首位を獲得した。同年の受注台数は1万3000台超、出荷台数は1万1000台超を記録。特に海外市場が急成長しており、海外受注台数は前年比251%増の4200台超、出荷台数は同176%増の3100台超に達した。うち、欧州が海外出荷の約49%を占める最大市場となっている。

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同社の強みは、コントローラー、エンコーダー、サーボドライバー、波動歯車減速機、サーボモーター、ブレーキといった主要部品をすべて自社開発している点だ。サプライチェーンを自社でコントロールすることで、コスト競争力と品質管理を両立している。

主力製品は協働ロボット「FR」シリーズで、可搬重量3〜35キログラムの全11モデルを展開。また、溶接向け「WM」シリーズや商用向け「C」シリーズも加え、CNC機械へのワーク着脱、パレタイジング・搬送、溶接・研磨、組立・検査、商用サービスなど幅広い用途に対応する。

グローバル展開も着実に加速している。海外では50カ所以上の販売拠点に加え、米国・ドイツ・日本にサービスセンターを設置。ドイツのイグス、日本のミスミなどとの販売パートナーシップを構築するとともに、韓国のサムスン・現代、日本のアイシン・デンソーなど業界大手とも取引関係を深めており、グローバルな納入・サポート体制を整えているという。

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*1ドル=約160円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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