中国新興EV26年3月販売:リープモーターが5万台で首位堅守、NIOが136%増で存在感
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中国の主な新興電気自動車(EV)メーカーが、2026年3月の新車販売(納車)台数を発表した。コストパフォーマンスの高さと多車種展開で人気の零跑汽車(Leap Motor)が5万台で首位を維持、理想汽車(Li Auto)が約4万1100台で2位、蔚来汽車(NIO)が約3万5500台で3位に続いた。
1位:零跑汽車
零跑汽車(Leap Motor)の3月の販売台数は、前年同月比35%増、前月比78%増の約5万台だった。1〜3月の累計販売台数は約11万台となった。
同社は4月16日、高級EV「D19」の発売を予定しているほか、廉価モデル「Aシリーズ」の新型車発売や「Bシリーズ」「Cシリーズ」のモデルチェンジも控えており、さらなる販売増に期待が集まる。
2位:理想汽車
理想汽車(Li Auto)の3月の販売台数は、前年同月比12%増、前月比56%増の約4万1100台だった。1〜3月の累計販売台数は約9万5000台となった。
3月は新型車の発表がなかったにもかかわらず、4万台超を達成できたのは、同社の製品力と運営能力の高さを浮き彫りにしている。
3位:NIO
蔚来汽車(NIO)の3月の販売台数は、前年同月比136%増、前月比71%増の約3万5500台だった。人気のフラッグシップSUV「ES8」が販売増をけん引した。1〜3月の累計販売台数は約8万3500台となった。
4月2日には、SUVタイプの「ES6」と「EC6」、セダンタイプの「ET5」と「ET5T」の4車種を発売しており、今後もこの勢いを維持するとみられる。
4位:小鵬汽車
小鵬汽車(XPeng Motors)の3月の販売台数は、前年同月比17%減、前月比80%増の約2万7400台だった。1〜3月の累計販売台数は約6万2700台となった。
同社は4月2日、手頃な価格で若者に人気のハッチバッククーペ「MONA M03」を発売し、さらなる販売増を目指す。
5位:AITO
自動車中堅の賽力斯集団(SERES)がファーウェイと共同開発したEVブランド「問界(AITO)」の3月の販売台数は、約2万2000台だったとみられる。
記事執筆時点で同ブランド単独でのデータは不明だが、賽力斯の新エネルギー車(NEV)の販売台数は、前年同月比21%増の約2万2700台だった。1〜3月の累計販売台数は約7万8500台となった。
6位:小米汽車
スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)が手がける「小米汽車(Xiaomi Auto)」は、前年同月比31%減、前月比横ばいの約2万台だった。1〜3月の累計販売台数は約8万台となった。3月23日には新型「SU7」の納車が始まっており、4月の販売増につながるとみられる。
3月は自動車市場全体が「眠り」から覚め切らないなか、新興EVメーカーの上位陣は一部を除いて前月比で大きく販売台数を伸ばした。4月24日に開幕する「北京モーターショー2026」を目前に控え、各社それぞれ多くのニューモデルを発売しており、4月は市場全体の底上げが期待される。
(文:田村広子、編集:36Kr Japan編集部)