スペイン首相も試乗ーー中国シャオミEV、2027年欧州上陸へ
中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)傘下の電気自動車(EV)ブランド「小米汽車(Xiaomi Auto)」が、グローバル戦略を加速させている。最新情報によると、同社は欧州を海外展開の足掛かりとなる最初の拠点に据える方針である。2027年には、欧州市場において正式に納車を開始する計画だ。
スペインのサンチェス首相は4月13日、シャオミ本社がある北京市の小米科技園(Xiaomi Tech Park)を訪れ、試乗を行った。視察には、シャオミ創業者であり会長兼最高経営責任者(CEO)の雷軍氏が全行程に同行し、同社の最新技術の特徴や欧州市場への展開計画について直接説明した。
スペインは、シャオミにとって欧州における最重要市場の1つだ。英調査会社オムディア(Omdia)のデータによると、シャオミは2025年にスペインのスマートフォン市場で30%のシェアを獲得し首位に立っており、すでに多くの現地企業と提携関係を築いている。以前から、シャオミのEVセダン「SU7」や電動SUV「YU7」などのテスト車両が、スペインを含む欧州各地でテスト走行を行っている様子が報じられてきた。
シャオミはスマートフォンやスマートホームと自動車の連携を基盤に、欧州市場で「人・車・家の全エコシステム」を構築する計画だ。
中国自動車工業協会(CAAM)が公表したデータによると、中国の新エネルギー乗用車の販売台数伸び率は2025年に大幅に鈍化し、過去数年の年平均70%超から16%へと急落した。既存市場での競争が激化する中、小鵬汽車(Xpeng Motors)や零跑汽車(Leapmotor)などの新興メーカーは次々に海外市場を新たな成長曲線として位置づけ、いずれも2026年の海外販売目標を10万台以上に設定している。
(36Kr Japan編集部)