中国AGIBOT、人型ロボット生産1万5000台突破 わずか3カ月で5000台増

中国の人型ロボット(ヒューマノイド)ユニコーン企業・智元機器人(AGIBOT)は6月28日、ロボットの累計生産台数が1万5000台に達したと発表した。同日ラインオフしたのは、工業シーン向けの車輪式ヒューマノイド「精霊G2」。

2023年2月に設立されたAGIBOTは、24年8月に量産を開始し、25年1月には累計生産台数が1000台を突破、同年末には5000台に達し、26年3月には1万台を記録した。そのわずか3カ月後に1万5000台を超え、量産ペースは加速を続けている。

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1万5000台目の精霊G2は、電子機器受託製造(EMS/ODM)大手・龍旗科技(Longcheer)の工場に納入された。AGIBOTと龍旗科技は2025年末から協業を開始し、ロボットは材料の搬入・搬出テストや生産ラインへの適応を順次完了した。今年5月には8台のロボットによる並列稼働を実現、タブレット端末の量産品質検査の全プロセスをカバーし、作業員との協働により作業を遂行した。

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6月下旬には、8台の精霊G2が龍旗科技の江西省南昌工場で累計約100時間にわたる連続ライブ配信を行い、マルチメディアインターフェーステスト、オーディオテスト、放射スプリアス発射試験など、複数の高精度検査タスクを単独で完了した。同社の発表では、その作業成功率は99.99%に達し、実際の生産現場での安定した稼働能力を実証したという。

作業成功率は99.99%に達する精霊G2

AGIBOTによると、製造業の顧客は現在、試験的な購入から大量購入へと段階的に移行しているという。出荷されたロボットは順次、中国国内外の顧客に納入され、3C(コンピューター、通信機器、家電)製造や倉庫・物流、商業サービスなどの分野で活用が進んでいる。これにより、エンボディドAI(身体性AI)ロボットの大規模な社会実装がさらに加速する見通しだ。

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(36Kr Japan編集部)

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