中国乗用車の平均燃費、100キロ3.38リットルに NEV普及で輸入車との格差鮮明

中国の工業情報化部、商務部などの4部門はこのほど、2025年度の乗用車企業平均燃料消費量(CAFC)クレジットと新エネルギー車(NEV)クレジットの状況を発表した。NEVへの転換が進む国内メーカーと、ガソリン車中心の輸入車との間で、燃費性能やCO2排出量の差が改めて鮮明になった。

対象となった108社の乗用車生産・輸入台数(新エネ乗用車を含み、輸出乗用車を除く、以下同)は合わせて2462万9000台だった。完成車の車両重量の平均は1719キログラム、平均燃費の実測値(WLTCモード=実際の走行条件に近い燃費測定方式、以下同)は100キロメートル当たり3.38リットル、CO2排出量は1キロメートル当たり80.22グラムとなった。CAFCクレジットの積算値はプラスが5355万3000ポイント、マイナスが941万2000ポイント。新エネ車クレジットはプラスが2194万ポイント、マイナスが159万9000ポイントだった。

販売首位でも利益は赤字、中国新興EV各社に迫る収益の壁

このうち、国内メーカー87社の生産台数は合計2416万4000台。完成車の車両重量の平均は1714キログラム、平均燃費の実測値は100キロメートル当たり3.30リットル、CO2排出量は1キロメートル当たり78.29グラムとなった。CAFCクレジットはプラスが5354万9000ポイント、マイナスが848万ポイント。新エネ車クレジットはプラスが2193万7000ポイント、マイナスが146万9000ポイントだった。

一方、乗用車輸入企業21社の輸入台数は46万5000台にとどまった。完成車の車両重量の平均は1978キログラムと重く、平均燃費の実測値は100キロメートル当たり7.62リットルと、国内生産車(3.30リットル)の2倍以上に達した。CO2排出量も1キロメートル当たり180.66グラムと大きい。CAFCクレジットはプラスがわずか3000ポイントに対しマイナスが93万1000ポイント、新エネ車クレジットもプラス3000ポイントに対しマイナス13万ポイントと、いずれも大幅な負となった。輸入車は依然としてガソリン車の比率が高く、EVシフトが進む国内メーカーとの構造的な差が改めて浮き彫りとなった。

東京都のEV補助金大幅増額決定、なぜ「中国車」は冷遇されているのか?

(36Kr Japan編集部)

日本企業のDXを促進するプラットフォーム「CONNECTO」
無料コンテンツ公開中

最新記事