世界ユニコーン番付、上位は「AI一色」 アンソロピック首位、DeepSeek新顔トップ

中国民間シンクタンクの胡潤研究院はこのほど、2000年以降に設立された評価額10億ドル以上の未上場企業を対象とした「グローバルユニコーンインデックス2026」を発表した。26年1月1日までの評価額に基づきランク付けし、52カ国・299都市のユニコーン企業1603社がランク入りした。

人工知能(AI)関連企業の評価額が飛躍的に向上した。生成AI「Claude(クロード)」を開発した米アンソロピックが順位を7つ上げ、世界首位に躍進した。評価額は前年比16倍の6兆6000億元(約158兆円)だった。対話型AI「ChatGPT」を開発した米オープンAIは2位を維持し、評価額は3倍の5兆8000億元(約139兆円)となった。ショート動画投稿アプリ「抖音(ドウイン)」を展開する北京抖音信息服務(字節跳動、バイトダンス)は順位を一つ下げて3位となり、評価額は60.0%増の3兆3000億元(約79兆円)に上った。

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国別の企業数トップは米国で、前年比48社増の806社と全体の50.3%を占めた。2位は中国(38社増の381社)、3位は英国(19社増の80社)だった。

ユニコーン企業の数を都市別にみると、米サンフランシスコが222社で、「世界最大のユニコーン都市」の座を維持した。米ニューヨークは141社で2位となった。中国の都市では北京(86社)が最も多く、次に上海(74社)、深圳(44社)、杭州(25社)、広州(24社)が続いた。

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前年と比較すると、610社は評価額が増加、うち308社は新たな顔ぶれとなった。178社は減少した。903社は評価額が前年と変わらなかった。ランクイン企業1603社の評価額合計は43.0%増の54兆元(約1300兆円)に上った。

胡潤研究院の運営母体、胡潤百富のルパート・フーゲワーフ(中国名:胡潤)董事長兼首席調査研究員は「中国のユニコーン企業数は昨年より38社増の381社に達し、うち80社が新たにランク入りを果たした。5日に1社のペースで新たなユニコーン企業が誕生し、昨年の10日に1社のペースを大きく上回った。直近数年の増加ペースからみて、中国のユニコーン企業数は5年以内に500社の大台を突破する可能性がある」と述べた。新たにランク入りした企業に限ると、トップに立ったのはAI新興企業の杭州深度求索(DeepSeek、ディープシーク)、2位は3Dプリンターメーカーの深圳拓竹科技(バンブーラボ)だったと明らかにした。

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胡潤研究院は17年からユニコーン企業を追跡、記録し、ランキングの発表は今回で8回目となる。【新華社広州】

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