世界スマートカメラ、中国2強でシェア87% 米GoProは6%に縮小

米調査会社IDCによると、2026年1~3月期の世界ハンドヘルド(手持ち)スマートカメラ市場は、出荷台数が前年同期比33%増の414万台に達し、売上高も同20%増の105億元(約2500億円)を超えた。

市場は中国メーカー2社の独走状態となっておる。。首位の大疆創新(DJI)は出荷台数が前年同期比38%増の270万台で、市場シェアは65%。2位はカメラブランド「Insta360」を展開する影石創新科技(Arashi Vision)で、同66%増の90万台、シェア22%と、主要ブランドの中で最も高い伸び率を記録した。2社の合計シェアは87%に達した。一方、老舗の米GoPro(ゴープロ)は33%減の約30万台にとどまり、シェアは6%まで縮小した。

影石はパノラマカメラの販売台数・売上高ともに世界首位を維持し、売上高シェアは71%に達した。同社の広角アクションカメラの売上高は前年同期比77%増、パノラマカメラは同46%増、超小型アクションカメラは同116%増となっている。DJIもアクションカメラ「Osmo Action」、ジンバルカメラ「Osmo Pocket」、ウェアラブルカメラ「Osmo Nano」など、複数カテゴリーでの展開が功を奏している。

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IDCは、従来の一眼レフカメラの需要が縮小する一方で、軽量・高機能かつ手軽に撮影できるスマートカメラが、Vlogやエクストリームスポーツ、旅行の記録など多様な撮影ニーズに急速に対応していると分析する。また、2030年までに世界のスマートカメラ出荷台数は4000万台を超えると予測。主要メーカーによる製品ラインアップやAI技術、グローバルな販売網を巡る競争が激しさを増す中、業界の資金や技術といった資源は今後さらに大手メーカーへ集約していくとみている。

*1元=約24円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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