中国Pony.ai、ロボタクシーが売上の3分の1に 年内3500台超を目標

中国の自動運転技術企業「小馬智行(Pony.ai)」は8月18日、2026年4~6月期決算および26年6月期中間決算を発表した。4~6月期の売上高は前年同期比68.8%増の3620万ドル(約58億円)、上半期(1~6月)の売上高は前年同期比98.9%増の7047万ドル(約110億円)となった。

純損失は4〜6月期が米国会計基準(GAAP)ベースで4540万ドル(約72億円)で前年同期比14.9%縮小、前四半期比でも15.3%縮小した。ただし上半期は累計では9886万ドル(約160億円)と前年から拡大している。

4~6月期ではロボタクシー(自動運転タクシー)事業が最大の成長要因とされた。同事業の4~6月期の売上高は前年同期比691.2%増、前四半期比40.9%増の1207万ドル(約19億円)で、売上高に占める割合が初めて3分の1に達した。このうち、利用者の支払い意欲を直接反映する乗客運賃収入は前年同期比849.3%増となり、四半期ベースで過去最高の伸び率を記録した。上半期のロボタクシーの売上高は2046万ドル(約33億円)に達し、すでに25年通期の水準を上回っている。6月30日時点で、車両数は1975台に達しており、年末の目標を3500台以上としている。

勝敗を分けるのは「技術」だけではない⋯世界のロボタクシー番付、中国勢が躍進した理由

ロボタクシー事業以外では、ロボトラック(自動運転トラック)事業の4~6月期の売上高が前年同期比40.0%増、前四半期比30.7%増の1332万9000ドル(約21億円)と、堅調な伸びを示した。

海外展開は「フリート共同構築」モデルに基づき推進されている。パートナー企業が車両の調達および運営投資を担い、Pony.aiは主に自動運転技術および関連サービスを提供することで、規模拡大に必要な資本支出を抑えている。公表済みの提携計画によると、海外での展開規模は合計4000台を超え、そのうち米配車大手ウーバーとは欧州の5都市で2000台以上のロボタクシーを配備する計画だ。さらに同社は、すでにルクセンブルク、シンガポール、クロアチア、ドーハ、ドバイなどでも事業展開を進めている。

中国のロボタクシー、中東を「実戦場」に ウーバー経由で大規模展開へ

*1ドル=約159円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

日本企業のDXを促進するプラットフォーム「CONNECTO」
無料コンテンツ公開中

最新記事