中国DRAM大手CXMT、1~9月は赤字から3.2兆円の黒字に メモリー高騰が追い風

中国のDRAM(半導体メモリー)大手「長鑫科技集団(CXMT Corporation)」は10月30日、2026年1~9月期決算を発表した。売上高は前年同期比738.51%増の2690億2400万元(約6兆5000億円)、親会社株主に帰属する純利益は1320億4000万元(約3兆2000億円)となり、前年同期の52億8000万元(約1300億円)の赤字から大幅な黒字に転換した。

7~9月期の売上高は前年同期比613.18%増、前期比19.30%増の1187億1400万元(約2兆9000億円)。親会社株主に帰属する純利益は544億3500万元(約1兆3000億円)となり、前年同期の赤字から黒字に転換した。同期の売上総利益率は89.53%と前期から1.94ポイント上昇し、1~9月期全体では86.85%だった。

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同社によると、業績急拡大の主な要因は、世界的なAI向け計算能力の需要増加に加え、主要メーカーの生産能力調整を背景にDRAMの需給が逼迫し、販売数量と価格がともに上昇したことにある。生産規模の拡大とコストの低下も、さらに利益を押し上げた。親会社株主に帰属する純利益を基に計算すると、1~9月期の1日当たりの純利益は平均約4億8000万元(約120億円)に上る。

なお、7~9月期の連結純利益は889億8300万元(約2兆1000億円)と前期比で19.38%増加したものの、親会社株主に帰属する純利益は544億3500万元で、3.01%増にとどまった。差額の約345億4800万元(約8300億円)は、主に子会社の少数株主に帰属する利益となっている。

研究開発投資は1~9月期に前年同期比73.03%増の110億7100万元(約2700億円)に達した。ただし、売上高がそれを上回るペースで拡大したため、売上高に占める研究開発投資の割合は前年同期の約20%から4.12%に低下した。同社は第6世代技術プラットフォームを基に開発したDRAM製品のエンジニアリングサンプルの検証を完了したという。

また、同社は決算発表と同じ日に、10億~20億元(約240億~480億円)規模の自社株の買い戻し計画も発表した。

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*1元=約24円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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