自動運転トラックの「Inceptio」、CATL等から約125億円を調達 商用化を加速

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自動運転トラックの技術開発と運用を手がける「嬴徹科技(Inceptio Technology)」が、このたび1億2000万ドル(約124億円)を調達した。

リード・インベスターは電気自動車(EV)用バッテリーメーカー「寧徳時代(CATL)」、コ・インベスターは既存株主の物流施設大手「グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)」、物流テックの「G7(匯通天下物聯科技)」、「蔚来汽車(NIO)」傘下の「蔚来資本(NIO Capital)」。

資金は、自動運転レベル3の大型トラックの量産と商用運営の加速、自動運転技術を応用した次世代TaaS(Transportation as a Service、サービスとしての輸送)貨物ネットワークの構築などに充てられる。

嬴徹科技は2018年4月に設立された。同社は今年4月にも1億ドル(約103億円)を調達している。現在までに100社以上の物流企業と提携しており、トラックメーカー「東風商用車(Dongfeng Commercial Vehicles)」、および「中国重型汽車集団(CNHTC)」それぞれと自動運転レベル3の大型トラックを共同開発しており、2021年末に量産を開始する予定。

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