”DJI”の新しいドローン発売日が1か月遅延、主な原因は生産能力
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DJIはドローン分野でのマーケットで最大比率を占める企業であり、今回発売しようとする新製品に問題が生じた。36krがDJIの関係者から把握したところでは、このシリーズは前の小型シリーズと比べるとコストが低く、中級消費者向けマーケットをターゲットとしたドローンの新製品である。しかし、製品の生産性に問題があるため、7月18日の新製品発表会と発売を延期し、最大で9月初旬まで延期する可能性がある。
36krはDJI社に新製品発表会延期の事実を確認したところ、延期の理由は製品を新製品発表会後に発売を開始したいが、しばらくは生産力不足の課題に直面しているとの回答を得た。まだ具体的なリリース時期を決めていない。
今年の初めに、外部メディアによると、DJIの次のシリーズ製品であるMavic Proのアップグレート版製品は3月中旬に発表されるとのニュースが流れたが、DJIはそれに対する反応を示さなかった。6月、DJIがメディアに送った新製品発表会の招待状の情報が漏れ、それによると7月18日に新製品を発表する予定だったが、最終的には延期となった。
Mavic ProはDJI製品シリーズ内では価格と性能共に中間に位置する製品で、最も売れているモデルのひとつである、ある意味では新技術の進むべき方向を表している。というのも、元々二つの会社が似たタイプの製品を設計していて、Gopro傘下のKarmaのドローンはすでに取り消され、Mavic Proは業界で唯一折り畳み式全機能ドローンとなった。
DJI Mavic ProとDJI Spark
Mavic ProはDJIの一般消費者向け製品シリーズ内で価格が二番目のシリーズである。これ以外には価格が最も高い軽量シリーズと価格がより低いMavic AirシリーズとSparkシリーズがある。Mavic Airシリーズは価格が最も低く、DJIでは販売数量が最も多いドローンではあるが、Mavicの使用上における障害物回避、クレードルヘッド、スマート撮影などの機能はまずMavic Proシリーズで実現し、その後小型化した。しかし、前シリーズの「御」Mavic Proの新製品発表は約2年前の2016年9月のことで、この新製品発表周期がDJIのかつての周期より長い。
少し前、Mavic Proのグレードアップ製品がサプライチェーンの中でスパイ疑惑があったとの噂があった。スパイは、このシリーズ製品は同じく折り畳み式で、ケータブル性を重視したドローンであり、同時にブレ防止のクレードルヘッドとカメラ部分も前シリーズ製品と異なっていて、恐らく取り外し及び取り換えができるようにしたと推測される。また、新製品の機体側面に距離感知センサーが追加され、前シリーズ製品と比較した場合障害物回避性能が更によくなり、前後左右全方向の障害物を回避できる。

新シリーズ Mavic Proの発売前の製品写真 /写真入手先:DroneDJ
製品ポジショニングから見ると、DJIはこのタイプの新しい製品で製品ラインラップを補完する必要がある。Mavicシリーズには高価とリーズナブルの二タイプ製品であるProとAirがある。Mavic Proは2016年9月に新製品発表され、より小さくより携帯しやすいMavic Airは2017年6月に新製品発表がリリースされた。実際のところ、価格がリーズナブルなMavic Airが発売された後に、価格と機能が反比例であることがわかった。
AirはProより体積が更に小さく、折り畳んだ後の長さが15%減っている。重さは40%減って430グラムであるが、同時に連続で飛行する時間はほぼ一緒で、限界速度がより早い。また、Airのスマートカメラ機能が更に多く、Proにはない後方障害物回避機能を持つ。更に重要なのは、Mavic Airの価格は4999元からであり、Proの6499元に比べると20%安くなっている。これにより、Mavic ProとAirの間では内部衝突が起きている。
DJIの関係者は、DJIはこのシリーズを拡販したいため、新製品発表後に直ちに発売を開始したいと36Krに話している。しかし、今のところは生産性がボトムネックとなり、DJIはユーザーの購買要望に応えることができなくて、延期することを選択した。事実上、2016年9月に新製品発表したMavic Proがリリースされた後に供給課題が発生し、最初の三か月間は大規模な欠品が発生した。DJI関係者によると、供給課題がこのシリーズ製品へのマイナス影響が大きいと考えたゆえ、新製品発表会の延期を選択し、新製品発表会後の数量限定販売という戦略を取らなかった。
一般消費者向けドローン業界の売上金額で最大の割合を占めるメーカーとしては、新しいMavic ProのDJIにとっての意義は、階段式に更に明確なラインラップと更に使いやすい機能を使うことによって、本来ドローンを知らない消費者にも流行りの消費者向け電子商品として受け入れてもらうことによって、さらに多くの潜在消費者を見出すことにある。
また、新Mavic Proは交換可能なカメラアクセサリーも提供する可能性がある。DJIはアクセサリー分野にも手を伸ばし、収益を伸ばす考えだ。