シャオミ支援の清掃家電スタートアップが約55億円を調達、世界20のエリアで事業展開

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シャオミ支援の清掃家電スタートアップが約55億円を調達、世界20のエリアで事業展開

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シャオミ(小米科技)エコシステム企業で、清掃家電分野のスタートアップ「順造科技(Shunzao Technology)」が、シリーズBで5000万ドル(約55億円)を調達した。リード・インベスターは、中国の不動産開発大手「保利集団(Poly Group)」と「碧桂園(Country Garden)」が共同で設立したファンド、コ・インベスターは「藍湖資本(Blue Lake Capital)」。またシャオミグループと、同社の雷軍CEOが創設した「順為資本(Shunwei Capital)」も追加投資を行った。

2019年設立の順造科技は、現時点ではコードレススティック掃除機、ロボット掃除機、スマート床洗浄機という、清掃家電における3大カテゴリーの製品を製造している。同社は最先端技術の継続的な開発により、場面や物体の識別、音声インタラクションなど、スマート化のニーズに対応している。

現在、同社は100以上におよぶ独自の特許技術を有している。また工業デザインの面では、ドイツのレッド・ドット・デザイン賞、iFデザイン賞、米国のIDEA賞、日本のグッドデザイン賞など、多くの国際的な賞を獲得している。

海外市場については、同社はドイツ、ロシア、日本、シンガポールなど20の国や地域で事業を展開しており、グローバル市場のローカライズを進めるために、独自の海外チームを構築する計画だ。

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