ソフトバンクロボティクス、Avalon SteriTechに戦略的投資 清掃・消毒ロボット「Whiz Gambit」の展開強化へ

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香港に拠点を置くバイオ企業「Avalon Biomedical Management」傘下で清掃・消毒技術を開発する「Avalon SteriTech」(以下、Avalon)とソフトバンクグループ傘下のソフトバンクロボティクス(SBRG)は4月20日、SBRGがAvalonに戦略的投資を行い、戦略的パートナーシップを強化すると発表した。取引が完了すると、SBRGがAvalonの株式の約5%を保有することになる。SBRGの吉田健一最高ブランディング責任者(CBO)はAvalonの取締役に参加し、事業の継続的な成長をサポートする。取引の完了は4月末を予定しているという。

AvalonとSBRGは、清掃・消毒ロボットに対する旺盛な需要に着目し、依然として流行の続く新型コロナウイルスに対抗するため清掃・消毒のレベルを高めてきた。

両社は、Avalonが持つバイオテクノロジーと医療に関する強みと、SBRGが持つ人工知能(AI)、自動化およびロボティクスに関する専門知識を組み合わせ、より革新的なスマート清掃製品とソリューションの開発に努め、香港を拠点に世界展開を進めている。

AvalonとSBRGは2021年、合弁会社を設立し、清掃と消毒の機能を兼ね備えたスマートロボット「Whiz Gambit」を発売した。すでにアジア太平洋地域や欧州、中東、アフリカ地域への浸透に成功し、今後はオーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)、米国での展開を進める予定だという。Whiz Gambitは、官公庁のほかホテルや商業、医療などの業界で広く採用されており、香港では毎日100台以上が稼働している。

(36Kr Japan編集部)

 

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