中国貴州省余慶県を走る高速道路で1月14日、米電気自動車（EV）大手テスラの新車10台を積んだ大型車両運搬車が炎上する事故が発生した。

高速道路を管理する部門は監視カメラで火災発生を確認し、県の消防当局に通報。消防隊はただちに現場に向かった。30分にわたる消火活動の末、鎮火には成功したものの、車両運搬車もテスラ車10台も全て焼け落ち、フレームしか残らなかった。

車両運搬車の運転手によると、走行中にバックミラーを確認したところ、後輪から火が出ているのに気付き、すぐに路肩に停車した。車内に準備していた消火器を持ち出して消火を試みたものの、火の勢いが激しすぎたため、自力での消火を断念せざるを得なかったという。

関係当局は現在、出火原因の調査を進めている。

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（36Kr Japan編集部）