【新華社北京2月2日】中国宅配大手、順豊控股（SFホールディング）はこのほど、2022年の業績予想として、純利益が前年比42%～46%増の60億5千万～62億5千万元（1元＝約19円）、非経常項目を除いた純利益が2.9倍～3.0倍の52億5千万～54億5千万元、1株当たり利益が1.24～1.28元になると発表した。

同社は22年に各事業の融合を進め、拠点や中継拠点、幹線・支線輸送資源の統合に力を入れ、経営資源に関する部門間の協調性を高め、コスト管理能力を強化した。また、電子商取引（EC）プラットフォームの分散化がプラスに働き、新製品の返品業務が大幅に増え、新たな成長分野となった。さらに、ハイエンドの宅配サービス事業は消費の落ち込みや新型コロナウイルス、オフシーズンという下押し圧力がある中でも安定を維持し、「バラスト」としての役割を果たして全体的な業績向上を支えた。

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