アップル初のAR/MRヘッドセット、主要サプライヤーが明らかに 組み立てはラックスシェア

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アップル初のAR/MRヘッドセット、主要サプライヤーが明らかに 組み立ては中国ラックスシェア

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米アップル製品に詳しい著名アナリスト、郭明錤(ミンチー・クオ)氏は5月15日のブログで、アップル初のAR(拡張現実)/MR(複合現実)ヘッドセットは6月に開かれる世界開発者会議(WWDC23)で発表される可能性が高いとした上で、同社は発表に向けて十分な準備を整えているとの見方を示した。

クオ氏はブログの中で、AR/MRヘッドセットの主要部品のサプライヤーについて明らかにした。コストの高い部品から順に、▽マイクロ有機EL(OLED)ディスプレーはソニーが単独受注▽デュアルプロセッサは台湾積体電路製造(TSMC)が単独受注▽筐体は「長盈精密(Everwin Precision)」が主に受注▽カメラモジュールは「高偉電子(Cowell)」(台湾)が単独受注▽外部電源は「歌爾声学(Goertek)」が単独受注する。組み立ては立訊精密工業(ラックスシェア)の単独受注となる。

アップル初のAR/MRヘッドセットは9月にも量産が開始され、早ければ秋にはユーザーの手元に届くことが予想される。

アップルのMRヘッドセット iPhone不調を背景に「見切り発車」か

(36Kr Japan編集部)

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