英ニュースメディア「Tortoise Media」がこのほど、人工知能（AI）開発の国別ランキング「Global AI Index」の2023年版を発表した。

世界では、22年に公開されたChatGPTに触発され、生成型AIの開発が激増している。今回のランキングでは、アジア諸国の健闘が際立った。

同社がランキングの決定に用いる指標は、投資、イノベーション、実装の3つ。トップは100点満点を獲得した米国で、3つの指標すべてが1位だった。とくに、投資に対する評価が高かった。2位の中国は、62点を獲得した。

19年に始まったランキングで、米国と中国は1位と2位の座を守り続けているが、今回は3位以下に変動があった。これまで常に3位だった英国は、シンガポールに抜かれて4位に順位を落とした。シンガポールは、前回の6位から3位に順位を上げた。このほか、韓国とイスラエルがそれぞれ6位と7位に入った。

（36Kr Japan編集部）