上海汽車、海外販売好調も7~9月は77%減益 為替差損などが重荷

中国の自動車大手、上海汽車集団(SAIC Motor)は10月29日、2026年7~9月期決算を発表した。売上高(営業総収入)が前年同期比7.6%減の1565億6900万元(約3兆7600億円)、親会社株主に帰属する純利益が76.7%減の4億8600万元(約117億円)だった。非経常損益を除いた純利益は95.9%減の約7000万元(約17億円)にとどまった。1~9月の売上高は2.9%減の4552億2100万元(約10兆9300億円)、純利益は30.4%減の56億3800万元(約1350億円)だった。中国メディアによると過去10年で最低の水準となった。同社は減益の主因として、金融資産の時価評価の変動や海外事業の為替差損を挙げた。

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1~9月の総販売台数は前年同期比1.5%減の314万7080台。このうち自主ブランドは12.6%増の230万3000台となり、全体の73.2%を占めた。新エネルギー車(NEV)は28.2%増の138万8000台だった。
海外販売は52.4%増の116万6000台と、すでに2025年通年の実績を上回った。最大の海外地域市場である欧州では、「MG」ブランドの販売が23.0%増の28万台超となった。国では9月の販売台数が1万8000台と月間記録を更新し、純電気自動車(BEV)やハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)などの電動車が91.6%を占めた。

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合弁企業による完成車の輸出も広がっている。独フォルクスワーゲン(VW)との合弁、上汽大衆汽車(上汽VW)は9月、セダン「ラマンドL(Lamando L)」のメキシコ向け輸出を開始し、輸出先を初めて北米に広げた。今後はNEVのSUV「ID.ERA 9X」なども輸出する計画だ。米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁、上汽通用汽車(上汽GM)も、PHEVの中型SUV「ビュイック・エレクトラE7」の韓国向け輸出を始めた。

(36Kr Japan編集部)

 

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