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中古車販売プラットフォーム「淘車(Taoche)」を運営する北京淘車科技が、新たに2億ドル(約280億円)の資金調達を検討しているという。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
淘車には、中国テック大手の騰訊控股(テンセント)や電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム)などが出資している。現在の評価額は約10億ドル(約1400億円)で、すでにユニコーン企業となっている。同社は、早ければ2024年の新規株式公開(IPO)を目指しており、上場先候補として米国を検討しているという。
同社は17年、オンラインサービスを開始。実店舗でのサービスと組み合わせた新たな販売モデルを打ち出し、ワンストップ型の中古車販売サービスを提供している。
オンラインサービス「全国購」では、全国各地の中古車販売店が持つ在庫車両を把握することが可能。しかも、現場からのライブ配信で車を細部まで確認した上で購入できる。品質検査や品質証明書の発行、名義変更、車両の輸送などに関する手続きは淘車が一括処理するため、遠隔地にある中古車を購入するためのプロセスを大幅に簡略化される。
*23年8月2日のレート(1ドル=約143円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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