中国ゲーム大手ネットイース、4~6月期は3・7%増収

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中国ゲーム大手の網易(ネットイース)がこのほど発表した2023年第2四半期(4~6月)決算は、売上高が前年同期比3.7%増の240億元(1元=約20円)、粗利益が11.1%増の144億元だった。
 
同社の丁磊最高経営責任者(CEO)は、フラッグシップと位置付けるゲームが一貫してユーザーから高く評価され、音楽プラットフォーム「網易雲音楽(ネットイース・クラウド・ミュージック)」などの事業が好調さを維持したと説明した。
 
事業別の売上高はゲームおよび関連付加価値サービスが3.6%増の188億元、網易雲音楽が11.1%減の19億元、オンライン教育の「網易有道」が26.0%増の12億元、革新およびその他事業が9.9%増の21億元だった。
 
同社は世界市場を念頭に、「応用型」研究開発体系を確立し、大規模な人工知能(AI)モデルなど最先端技術の成果を実際の製品や技術に落とし込んでおり、技術の進歩によって事業成長を促し、ユーザーエクスペリエンスを向上させている。
 
研究開発費は直近5年で累計約600億元、売上高研究開発費比率は平均15%に上り、インターネット業界をリードし続けている。現時点の特許出願件数は公表ベースで1万件以上、特許取得件数は4千件を超え、技術分野はAI、ブロックチェーン、音響・映像などデジタル産業の重要技術に集中している。(新華社北京)

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