中国自動車大手の浙江吉利控股集団傘下で電気自動車（EV）「極氪（ZEEKR）」を生産する極氪智能科技控股は16日、2021年10月から同日までの累計納車台数が16万台を超えたと発表した。達成にかかった期間は国内新興EVブランドの最短記録を更新した。

吉利傘下の高級EVブランド「ZEEKR」、欧州進出を本格化　米上場の動きも

高級電気自動車（EV）クーペ「ZEEKR001」が30万元（1元＝約20円）以上の価格帯の純電気自動車（BEV）部門で販売台数トップとなったほか、ミニバン型多目的車（MPV）「ZEEKR009」が50万元以上の価格帯のMPVで販売台数トップを維持した。スポーツ用多目的車（SUV）「ZEEKR001X」は4月に発売され、第3四半期（7～9月）に20万元以上のコンパクトカー市場で販売台数上位10位に入った唯一の中国ブランドとなった。（新華社北京）

吉利傘下の高級EV「ZEEKR」、CATLなどから約990億円調達　評価額は約1兆7200億円に