中国自動車中堅・セレス、CATLと戦略提携を深化 供給網強化とグローバル展開を加速
公開日:
中国自動車メーカーの賽力斯集団(セレス・グループ)と車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)はこのほど、重慶市で長期戦略提携の深化に関する協定を締結した。両社は今後、電池の安全性、産業チェーンの連携、グローバルなエコシステムの構築などで協力を深め、協力の範囲と内容を充実させる。
両社は、賽力斯集団の工場内にCATLの生産ラインを設ける「工場内工場」方式による生産能力の拡大、超急速充電を中心とした充電インフラのエコシステム構築、グローバル展開の加速などで、引き続き協力を推進する。
賽力斯集団と通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が共同開発した高級新エネルギー車(NEV)ブランド「問界(AITO)」は、立ち上げ以来、全車種にCATLの電池を搭載し、累計納車台数は120万台を超えた。「問界」ブランドは今後もCATLの電池を搭載する。
また、CATLは重慶市への投資を引き続き拡大し、同市が生産額1兆元(約24兆円)規模の高級インテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)産業クラスターを構築する取り組みを支援する。
今回の提携深化は、生産能力の構築、充電インフラのエコシステム整備、グローバル展開などに連携範囲が広がっていることを示している。車載電池メーカーと完成車メーカーの戦略提携の深化は、サプライチェーン(供給網)の協調を強め、新エネ車産業のエコシステム構築を後押しすることが期待される。【新華社北京】