ファーウェイ、新型EV「AITO M9」を発表 最新鋭のスマートドライビング技術を結集

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ファーウェイ、新型EV「AITO M9」を発表 最新鋭のスマートドライビング技術を結集

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中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は2023年12月26日、自動車中堅の賽力斯集団(SERES)と共同運営する電気自動車(EV)ブランド「問界(AITO)」の最新車種「問界M9」を発表した。同車種には、ファーウェイ最新のフルスタック・テクノロジー・ソリューションが搭載されている。

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門界M9は、発電用の小型エンジンを搭載して航続距離を延長するレンジエクステンダーEVとピュアEVの2タイプ、計4モデルの展開で、 価格は46万9800~56万9800元(約940万円〜1100万円)。24年1月26日に初回生産分2000台を納車し、2月26日からは規模を拡大した納車を開始する。

レンジエクステンダーEVタイプの最高出力は365キロワット(kW)、停止状態から4.9秒で時速100キロに到達する。42キロワット時(kWh)と52kWhの駆動用バッテリーを搭載した2モデル展開で、それぞれの合計航続距離は1362キロと1402キロとなっている。

ピュアEVタイプの最高出力は390kW、停止状態から4.3秒で時速100キロに到達する。ファーウェイが開発した電池電圧800ボルト(V)の高電圧バッテリープラットフォーム「巨鯨」と高電圧炭化ケイ素動力プラットフォームを搭載しており、航続距離は中国独自のCLTC基準で630キロに達する。急速充電技術にも対応しており、5分の充電で150キロの走行が可能だという。

ファーウェイは、自動車メーカーとの協業形態を「標準部品」モデル、「Huawei Inside(HI)」モデル、「華為智選(ファーウェイスマートセレクション)」モデルの3種類に分けている。

標準部品モデルでは、ファーウェイが自動車メーカーにLiDARやミリ波レーダー、カメラなどのほか、車内の電源管理部品や熱管理部品などを提供する。

Huawei Insideモデルでは、ファーウェイが開発したスマートコックピットやスマートドライビング用システムのほか、LiDARなど30以上の部品を自動車メーカーに提供する。開発する自動車の設計や位置付けなどは自動車メーカーが主導する。

華為智選モデルでは、ファーウェイが自動車の設計や位置付け、ユーザーエクスペリエンスなども含むフルスタックのスマートドライビング用ソリューションを提供する。ただし、車両の機械系統やシャシー、調整などの部分は、これまでどおり自動車メーカーが担当する形となる。

華為智選モデルで共同開発した自動車は「鴻蒙智行(HIMA)」ブランドとして打ち出される。すでに、自動車大手の奇瑞汽車(Chery Automobile)と共同運営するEVブランド「智界汽車(Luxeed)」の「智界S7」のほか、問界からは「問界M5」「問界M7」が発売されている。問界M9はHIMAブランドを冠する4車種目のEVとなる。

ファーウェイのスマートカー事業 自動車メーカーとの提携拡大で目指すものは

*2024年1月2日のレート(1元=約20円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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