中国ティードリンク「霸王茶姫(CHAGEE)」、米上場計画に進展か

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中国の新興ティードリンクチェーン「王茶姫(CHAGEE)」は現在、米国での新規株式公開(IPO)に向け準備を進めている。関係者によると、今年下半期には同社のIPO計画が大きく進展する見通しだという。資金調達規模は2億〜3億ドル(約310億〜470億円)、IPOの幹事は米シティグループと米モルガン・スタンレーが務めるとみられる。 

2024年は、中国新興ティードリンクチェーンの上場ラッシュが続く見通しだ。「茶百道(ChaPanda)」を運営する四川百茶百道実業は4月23日、香港取引所への上場を果たし、21年に香港に上場した業界大手「奈雪的茶(NAIXUE)」に続いた。このほか、「蜜雪氷城(MIXUE)」「古茗(Good Me)」「滬上阿姨(AUNTEA JENNY)」の3社もすでに、香港取引所に目論見書を提出している。

複数の同業他社が香港を上場先に選んだが、霸王茶姫は今後の事業展開の軸足を海外市場に移すため、米国での上場を選択したとみられる。創業者の張俊傑氏はメディアの取材に応じた際、24年は海外市場に重点を移し、「東洋のスターバックス」を目指す方針を明らかにしている。霸王茶姫の現在の店舗数は4500店を突破しており、うち海外店舗数が100店余りとなっている。

中国ティードリンク「霸王茶姫(CHAGEE)」が米上場か 目指すは「東洋のスターバックス」

*1ドル=約157円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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